《アマゾン》

《アマゾン》

(α君)最近はほんとに便利になったよな。家に居ながら買い物も動画配信などで映画を観たり、マンガもアプリによっては無料で読むことが出来るもんな。音楽ショップの利益衰退や週刊少年誌が売れなくなってきているのもこのような便利さゆえに消費者が移る背景にあるのではなかろうか。

(β君)アマゾンなんかはいい例かもしれないね。

(α君)気持ち、以前に増してテレビCMや雑誌の広告で見かけるようになった気がする。

(β君)僕もアマゾンの会員だから、アマゾンから配信される色々なコンテンツについて楽しんでいる面があるなあ。

(α君)うん、実は僕も中古のゲーム探しているときに送料込でもアマゾンが一番安かったので、コンビニ決済したことがあるわ。

(β君)それ結構損しているかも。

(α君)アマゾン会員でアマゾンのクレジットカードで支払いをすればアマゾンポイントも2%以上ついたし、場合によっては送料もかからなかったかもしれないのに。

(β君)会員登録するのめんどくさいんだよな。それに年会費かかるしみたいだし。

(α君)アマゾンプライムと呼ばれる有料会員になれば、アマゾンより多面的なサービスを享受できる。ちなみに年会費は日本では3,900円だよ。また2016年からは月に400円払えば、その月のみ会員になれる月会員も加わったしね。これを高いととるか安いととるかは個人の問題だけどね。

(β君)なんか微妙な値段設定やな。10か月以上続けるなら年間会員の方が得なんや。

(α君)尚、米アマゾンの会員価格は2018年3月現在は99ドル(約10,600円)で日本の年会費と比較すると倍以上の開きがあるよ。また米アマゾンの月会員は1,600円となっており、3か月分の会費で日本の年会費を上回ることから日本のアマゾンプライムの年会費がいかに安いか分かる。

(β君)じゃあ、セールのある期間だけ会員になることもできるわけね。

(α君)そういうこと。主だったサービスの内容としては、送料が2,000円以下の場合、商品に【Prime】と表示があれば送料になること。お急ぎ便(最短で当日に納品)や時間指定が無料でできること。他にはアマゾンのセール情報を非会員より先に参加出来たり、欲しい日常品を一つの箱にまとめて送料を安く済ませるアマゾンパンタリーと呼ばれるサービスがある。

(β君)欲しい商品があっても送料が別途かかることを考えたり、月に何度も買い物をするんだったら、その月だけ入会した方が実質的には得しそうやんね。

(α君)またアマゾンのサービスとして最近注目されているのが専用アプリによるアマゾンミュージックとアマゾンビデオで、他にもキンドルの無料本の配信も盛んに行なわれている。これもアマゾンの会員なら無料で音楽を聴けたり、動画を視聴できるサービスだね。場合によってはレンタルショップに足を運ばなくても自宅で揃えられるで。

(β君)CMでも犬がライオンの真似している映像が盛んに宣伝されているやつね。

(α君)これらをすべて活用すれば年会費の3,900円なんて安いものだと思えてくるから不思議である。また、学生版のアマゾンスチューデントを活用すればさらに年会費を半額に抑えることが可能だけどあまり知名度がないみたいだね。学生の家族がいれば可能だし、通常のプライム会員とのサービスに遜色はないので試してみれば。

(β君)いや、学生の家族いないし笑。そういえば、ネットのニュースではアマゾンプライム会員の特典として最近では無料でゲームをプレイングする事の出来る機能も追加されるみたいなこと言ってたで。

(α君)アマゾンワールドがだいぶ広がってきているね。それにアマゾン会員は他にもキンドルアンリミテッドやアマゾンミュージックアンリミテッドといった、会員がさらに楽しむためのコンテンツも用意されている。これらは別途で年間3,900円+αで費用が掛かってくるが、これまでよりも膨大な情報量で楽しむことができる。(アンリミテッド=限界がない)でもこれらは月間制なんだよね・・・。

(β君)通常のプライム会員と比較してもこのアンリミテッドって大差あるの?

(α君)通常のプライム会員では聞けなかった音楽や読めなかった本が無料で提供されているよ。音楽は特に洋楽が強化されているイメージかな。

(β君)なるほどね。

(α君)例えばアマゾンプライムキンドルアンリミテッド、アマゾンミュージックアンリミテッドは30日間のお試し期間があるから、興味があれば試してみればいいと思うよ。でもこの期間に退会しなければ自動的に正規会員となってしまうため、入会日はきちんと覚えていなければならないからね。ちゃんと無料期間中に退会すれば一切費用が掛かることはないよ。

(β君)何度も無料期間を試すことは出来ないん?

(α君)退会の申請はしても30日経過しなければ、それまでは会員なんよ。再度無料登録狙いで登録しようとすると、本会員になってしまうためこちらも注意しなければならない。

(β君)ミュージックやビデオは会員である限り、視聴し放題だし、オフラインでも端末にダウンロードできるので外出先でも楽しむことができるよ。

(α君)すごいね。じゃあ、会員でなくなってもダウンロードしたコンテンツは端末に残ったままなん?

(β君)だといいんだけど、さすがはアマゾン。ちゃんと対策がされており、ミュージックやビデオ、または本などのコンテンツは会員権が切れれば端末から自動的に消去されることになっている。

(α君)なんや、永久的に楽しめると思ったのに。

(β君)さっきも言った通り、ミュージックやビデオはオフラインでも視聴できるように端末内に一時的に保存されるのだが、会員権が切れた際に再度ネットに接続すると、端末内に保存したコンテンツは消えてしまう。正式にはアマゾンのバックヤードには個人の情報として残っているので、再度会員になればそのままの状態で確認することはできる。

(α君)閃いたんだけど、どうしても消えるのがイヤな場合、オフラインにずっとしておけば、会員権が切れたとしても、ネットに接続しなければ端末にコンテンツが残ったままになるんじゃないの?

(β君)ああ、出来るね。でもこれだけのためにずっとオフラインのままやり過ごすのはもったいない話ではあるがね。

(α君)それに本ならスクリーンショットなどでお気に入りのページを保存しておけばいいんちゃうん。それで無料期間中に色々物色すればいい気がする。音楽や動画も拡張子を変更してパソコンなどにデータで残したらいいんじゃないのかな。

(β君)スクリーンショットは賢い方法だね。でも端末に保存したコンテンツをMP3やMP4に変換しようにも出来ないようになっている。

(α君)楽しみたければ、常に会員であれということか。

(β君)ちなみにこれらのコンテンツを最大限に楽しもうとすれば、アマゾンのタブレットのFireシリーズが便利でオススメだよ。これはアマゾンのサービスを使いやすくデスクトップ上にレイアウトされているほかに、端末自体の価格が安価なため、アマゾン会員ならぜひ購入を検討すればいいと思う。

(α君)それホンマに安いの?

(β君)キャンペーン中ならでFire7と呼ばれる7インチのタイプが5,000円以下で購入可能みたいだよ。ハイスペック版のFire8やFire10は価格帯は上がるけど、ステレオで音楽やビデオを堪能できるよ。それにみんなbluetooth対応なのでワイヤレススピーカーで音楽をラジオ感覚で流すのもいいね。これらのコンテンツは随時、追加(場合によっては削除)されるので、意外とお気に入りの音楽や動画、本などを見つける楽しみが広がるね。

(α君)この際なので一度、無料期間を試して、やりたくなかったら退会すればいいか。

(β君)そう、軽い気持ちで初めてごらんよ。